iPhone・iPad基板修理ストックリペアのブログを拝見いただきありがとうございます。

修理店様から修理依頼をいただきました。
店舗で端末を分解して画面交換とバッテリー交換を行ったようですが電源が入らなかったようです。
バッテリーを取り付けて電源が入らなかった場合はメイン基板が故障してしまっている可能性が高いです。
基板のどこが故障しているか基板の調査を行っていきます。

端末を分解して基板を取り出していきます

充電器を差しましたが電源が入る様子はありませんでした。

基板の調査が行えるように端末からメイン基板を取り出しました。

基板の調査を進めます。

故障個所の特定

基板の熱が発生している箇所を見つけるために、基板に直接電流を流してサーモグラフィーで確認しました。
この熱が発生している箇所が故障個所です。さらに詳しく調べていきます。

iPhone12は基板が二層構造になっています、サーモグラフィー画像で確認したところ基板の内部に
故障があると思い二層の基板を分離しました。また電流を流して熱源を探していきます。

基板に配置されているicチップが熱を発していることがわかりました。
icチップを取り外してその先の故障している箇所を探していきます。

熱を発していたチップを一度取り外して抵抗値を計測して故障個所を探したところ故障個所が見つかりました。

一度取り外したチップをもとに戻します。
その後分離した基板を再度付け直していきます。

二層基板のリボールを行うためにはんだペーストを塗布していきます。

基板を温めて再接合を行います。
その後、基板を端末に戻して動作確認を行います。

基板を端末に戻して動作確認を行う

ロゴマークが表示されました。

基板修理で端末は起動する状態になりました。
データそのまま修理完了です。

最後に

iPhoneの起動不良や充電が出来ない、リンゴループになってしまった、
端末を水没してしまって電源が入らなくなってしまったなどお困りの場合は
当店にご相談下さい。
iPhone・iPadは急に電源がつかなくなってしまう場合が時としてあります
その場合でも端末内部の基板にはデータが残っていますのでデータはあきらめないでください。
当店にご相談頂ければデータ復旧可能です。
端末内部には大切な写真データやお仕事で利用しているものなどもあると思います、
直ぐに対応してもらいたい場合も柔軟に対応可能です。
全国のiPhone修理店でiPhoneの基板修理が対応可能なわけではありません、
ほとんどは基板修理を受け付けを行ってから修理のできる会社や店舗に依頼しています。
当店ではそのような依頼も受けています。数少ない基板修理対応の店舗です。
直接ご依頼いただける場合は優先的に対応しております。お急ぎの場合はまずご相談ください。

修理店様からの代行修理依頼可能です。
基板修理以外のiPad代行修理や任天堂switch修理、androidスマホ修理も対応可能です。

［対応機種］
iPhone・iPad・androidスマホ・任天堂Switch

［StockRepair熊谷］  ⇨ HP
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