全国から郵送修理OK修理依頼書を同封して送るだけ到着後にお見積りご了承後に作業・原則3〜7日

Trouble Shooting

iPhoneのパニックログ(panic-full)の見方|勝手に再起動する原因を調べる

iPhoneが使っている途中で急に再起動する。数分おきに必ず落ちる。こうした症状では、iPhone自身が「なぜ落ちたか」の記録を残していることがあります。これがパニックログ(panic-full)です。開き方と、当店の修理で実際に手がかりになった読み方をまとめます。

機種と症状をLINEで送っていただければ、修理できそうか、費用の目安をお答えします。ご相談・お見積りは無料です。全国から郵送で受け付けています。

こんな症状ですか

パニックログの開き方

  1. 解析データを開く「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「解析と改善」→「解析データ」の順に開きます。
  2. 「panic-full」で始まる項目を探す一覧は名前順に並んでいます。「panic-full-」のあとに日付が付いた項目が、強制的に再起動したときの記録です。再起動した日時と合うものを開きます。
  3. 最初の数行を見る冒頭の「panicString」という行に、落ちた理由が英語で書かれています。全部を読む必要はなく、下で紹介する語句があるかを見るだけで手がかりになります。
  4. 修理に出すときは画面を撮っておく冒頭の部分をスクリーンショットしてLINEで送っていただくと、分解の前に原因の見当を付けられます。

やってはいけないこと

ログに出てくる語句と、当店で見つかった原因

userspace watchdog timeout

iPhoneには、部品からの応答を見張る仕組みがあります。一定の時間、応答のない部品があると、安全のために自分で再起動します。この語句は、その見張りが働いたことを示します。約3分おきの再起動で記録されていました。

→ 応答していない部品や配線を特定して修理

TG0B・TG0V

当店の事例では、水没した iPhone 11 Pro Max で記録され、バッテリーコネクタの腐食が見つかりました。

→ バッテリーコネクタの交換

mic2(TG0B・TG0Vと同時)

当店の事例では、約3分で必ず再起動する iPhone 11 Pro で記録され、マイクセンサー関係の配線のショートと、二層基板のはがれが見つかりました。

→ 二層基板を分離して接続面を清掃し、配線を修復して再接合

数字だけのコード

新しい機種では、部品の名前ではなく数字のコードで記録されることがあります。Repair Wiki によると、iPhone 13〜15 は16進数、iPhone 16 は10進数で記録されるとされています。Appleが公開している対応表はなく、コードだけで原因を決めることはできません。

→ コードを手がかりに、分解して部品と基板を診断

当店で実際に見つかった原因(機種別)

当店の修理事例の記事から、症状・原因・行った作業を抜き出しました。同じ症状でも、原因は端末ごとに違います。

iPhone 11 Pro

症状
使い始めて約3分で必ず再起動する
見つかった原因
マイクセンサー関係の配線のショートと、二層基板のはがれ
行った作業
解析データ(panic-full)を確認し、二層基板を分離して修復・再接合
この事例の記事を読む ›

iPhone 11 Pro Max

症状
水没の修理中に、充電されない・約3分ごとの再起動が出た
見つかった原因
水没によるバッテリーコネクタの腐食(解析データに TG0V・TG0B)
行った作業
解析データを確認し、バッテリーコネクタを交換
この事例の記事を読む ›

iPhone SE(第2世代)

症状
タッチ不良の修理後、約3分で再起動する
見つかった原因
強い衝撃による、ディスプレイコネクタ付近の配線の断線
行った作業
回路図で配線をたどり、エナメル線でつなぎ直し
この事例の記事を読む ›

事例から分かること

当店で「約3分おきの再起動」を直した端末は、原因がそれぞれ違いました。コネクタの腐食、配線の断線、二層基板のはがれです。ログの語句は「どの系統が応答していないか」の手がかりで、実際の故障箇所は分解して確かめます。

充電口やボタンのケーブルなど、交換できる部品側のセンサーが原因のこともあります。その場合は部品交換で直り、基板修理よりも費用は抑えられます。

データは残りますか

再起動をくり返していても、データは本体に残っています。原因を直して落ちなくなれば、そのまま使えますし、バックアップも取れるようになります。

料金

基板修理が必要な場合の料金は次のとおりです。成功報酬型です。修理不能・データ復旧不可の場合は修理代金をいただかず、作業料 3,300円のみです。

iPhone 基板修理・データ復旧の料金(税込)
iPhone 15/iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Max/iPhone 1649,500円
iPhone 14/iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Max35,200円
iPhone 12/iPhone 12 mini/iPhone 12 Pro/iPhone 12 Pro Max/iPhone 13/iPhone 13 mini/iPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Max/iPhone SE329,700円
iPhone 6 Plus/iPhone 6s Plus/iPhone 7/iPhone 8/iPhone 8 Plus/iPhone X/iPhone XS/iPhone XR/iPhone 11/iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Max/iPhone SE221,800円

表にない機種もご相談ください。機種ごとの事例は iPhone 基板修理のページ にまとめています。

修理事例の記事

郵送でのご依頼の流れ

  1. LINEで機種と症状をお送りください(ご相談・お見積りは無料)
  2. 修理依頼書を印刷・記入し、端末と一緒に元払いでお送りください
  3. 到着後に診断し、お見積りをご連絡します。ご了承後に修理し、原則3〜7日でご返却します

送り先:〒360-0813 埼玉県熊谷市円光1-3-4 Stock Repair 修理受付 宛(TEL 048-580-5039)。ご来店の場合は 店舗案内 をご覧ください。

よくあるご質問

Qpanic-full が見つかりません
強制的な再起動が起きていないか、記録が残る前に落ちている可能性があります。一覧に無い場合も、症状と機種をお知らせいただければ診断できます。
Qログを読めば修理する場所が分かりますか?
見当は付きますが、決め手にはなりません。同じ語句でも、部品側が原因のことも基板側が原因のこともあるため、分解して確かめます。
Q修理できなかった場合の費用は?
成功報酬型のため、修理不能・データ復旧不可の場合は修理代金はいただかず、作業料の 3,300円(税込)のみです。
Qどのくらいで戻ってきますか?
原則3〜7日でご返却しています。部品のご用意に時間がかかる場合は、先にご連絡します。

関連するページ

参考にした資料:Repair Wiki「iPhone Panic Bitmask (13 and up)」。事例と原因は、当店の修理記録にもとづいています。

当店は Apple 社とは関係のない独立した修理店です。iPhone、iPad、Face ID は Apple Inc. の商標です。

▲