iPhone・iPad基板修理ストックリペアのブログを拝見いただきありがとうございます。
修理店様から修理依頼をいただきました。
iPhoneが起動しないとご相談頂きました、端末の電源が入らなくなる前は端末がかなり熱くなったようです。パーツ交換などでも改善しなかったということで基板修理ご依頼いただきました。
モデル番号A1920、A2097、A2098
端末を分解して基板を取り出していきます

端末からメイン基板を取り出して基板の調査を行っていきます。
基板に直接電流を流して電源を入れてみたところ基板のどこかでショートしている箇所があることがわかりました。
サーモグラフィーカメラを使用してショートしている箇所を特定して修理を行います。
故障個所の特定

基板の表部分にショートしているコンデンサを見つけました、この部分の交換を行いましたがまだ改善されず他の箇所も故障故障している箇所がありそうです、さらに調査を進めます。

先ほどの箇所の近くで熱が発生しているようです、二層基板の内部に故障個所がありそうです。基板の分離を行い内部の故障個所を確認していきます。

iPhoneの二層基板を分離するために機械を利用して基板を温めていきます。

基板を分離しました、上下基板のどちらに故障個所があるか特定するため基板に電流を流します。

基板にマツヤニをつけて熱が発生する箇所が特定できました。写真の中央の小さいチップが故障原因でした、このチップはカメラに関係する電源チップです。
他のiPhoneXs基板からチップを取り外して交換を行います。
チップ交換でショートが無くなり改善したので基板を仮で組んで動作確認を行います。
基板を端末に戻して動作確認を行う。

二層基板のテストピースを利用して起動確認を行います。
基板を戻す前に起動確認を行ったところ問題なく起動することが確認できました。

二層基板を再度取付を行うために基板回りのはんだのリボールを行います。


基板修理で端末は起動する状態になりました。
データそのまま修理完了です。
最後に
iPhoneの起動不良や充電が出来ない、リンゴループになってしまった、
端末を水没してしまって電源が入らなくなってしまったなどお困りの場合は
当店にご相談下さい。
iPhone・iPadは急に電源がつかなくなってしまう場合が時としてあります
その場合でも端末内部の基板にはデータが残っていますのでデータはあきらめないでください。
当店にご相談頂ければデータ復旧可能です。
端末内部には大切な写真データやお仕事で利用しているものなどもあると思います、
直ぐに対応してもらいたい場合も柔軟に対応可能です。
全国のiPhone修理店でiPhoneの基板修理が対応可能なわけではありません、
ほとんどは基板修理を受け付けを行ってから修理のできる会社や店舗に依頼しています。
当店ではそのような依頼も受けています。数少ない基板修理対応の店舗です。
直接ご依頼いただける場合は優先的に対応しております。お急ぎの場合はまずご相談ください。
修理店様からの代行修理依頼可能です。
基板修理以外のiPad代行修理や任天堂switch修理、androidスマホ修理も対応可能です。
[対応機種]
iPhone・iPad・androidスマホ・任天堂Switch
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