iPhone・iPad基板修理ストックリペアのブログを拝見いただきありがとうございます。
今回の端末は充電ができなくなってしまったと修理店様からご相談頂きました。
通常iPhoneが充電できない場合は充電挿し口部分のパーツであるドックコネクタ
と呼ばれるパーツの交換で改善されます。
ドックコネクタパーツを交換でして改善されなかったようです、
このような場合はメイン基板の故障が原因です。
基板の故障している箇所を修理していきます。
メイン基板調査
基板のみで動作確認を行いましたが問題なく起動したので、端末が充電できないだけの故障なの
でしょう、基板をもう少し調査していきます。
念のために当店のパーツを利用して充電できない原因がパーツではないか確認しました。
やはりメイン基板が故障していることで充電不良を起こしているようです。
基板の故障個所がないか確認していきます。
基板の分離作業
iPhoneの基板はiPhoneX以降の機種は基板が二層になっています。
基板故障は内部で起きているため基板を分離していきます。
基板の分離を行いました。
充電チップを交換していきます。
ドナー基板(部品取り用の基板)からチップを取り除いて充電ができない基板に移植していきます。
iPhone13用のステンシルです、iPhoneの様々なチップのリボールに利用します。
これから取り付けるチップにはんだボールを乗せるためにステンシルと呼ばれる鉄の枠をチップに
乗せてはんだペーストを塗布します。
iPhone13用のテストピースです。
このテストピースを利用すれば二層基板を熱で接続せずに動作確認を行えます。
チップの交換で充電は改善されました。
二層基板を修理後にリボール(はんだを作成する)するステンシルです。
リボール完了しました。
修理完了したので基板の再接合を行います。
接合が終われば修理完了です。
基板を端末に戻して動作確認を行う
基板をもとに戻して動作確認を行いました。
修理前は充電ができない状態でしたが故障したチップの交換で改善されました。
データそのまま修理完了です。
最後に
iPhoneの起動不良や充電が出来ない、リンゴループになってしまった、
端末を水没してしまって電源が入らなくなってしまったなどお困りの場合は
当店にご相談下さい。
iPhone・iPadは急に電源がつかなくなってしまう場合が時としてあります
その場合でも端末内部の基板にはデータが残っていますのでデータはあきらめないでください。
当店にご相談頂ければデータ復旧可能です。
端末内部には大切な写真データやお仕事で利用しているものなどもあると思います、
直ぐに対応してもらいたい場合も柔軟に対応可能です。
全国のiPhone修理店でiPhoneの基板修理が対応可能なわけではありません、
ほとんどは基板修理を受け付けを行ってから修理のできる会社や店舗に依頼しています。
当店ではそのような依頼も受けています。数少ない基板修理対応の店舗です。
直接ご依頼いただける場合は優先的に対応しております。お急ぎの場合はまずご相談ください。
修理店様からの代行修理依頼可能です。
基板修理以外のiPad代行修理や任天堂switch修理、androidスマホ修理も対応可能です。
[対応機種]
iPhone・iPad・androidスマホ・任天堂Switch
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