Trouble Shooting
iPhoneが使っている途中で急に再起動する。数分おきに必ず落ちる。こうした症状では、iPhone自身が「なぜ落ちたか」の記録を残していることがあります。これがパニックログ(panic-full)です。開き方と、当店の修理で実際に手がかりになった読み方をまとめます。
iPhoneには、部品からの応答を見張る仕組みがあります。一定の時間、応答のない部品があると、安全のために自分で再起動します。この語句は、その見張りが働いたことを示します。約3分おきの再起動で記録されていました。
→ 応答していない部品や配線を特定して修理
当店の事例では、水没した iPhone 11 Pro Max で記録され、バッテリーコネクタの腐食が見つかりました。
→ バッテリーコネクタの交換
当店の事例では、約3分で必ず再起動する iPhone 11 Pro で記録され、マイクセンサー関係の配線のショートと、二層基板のはがれが見つかりました。
→ 二層基板を分離して接続面を清掃し、配線を修復して再接合
新しい機種では、部品の名前ではなく数字のコードで記録されることがあります。Repair Wiki によると、iPhone 13〜15 は16進数、iPhone 16 は10進数で記録されるとされています。Appleが公開している対応表はなく、コードだけで原因を決めることはできません。
→ コードを手がかりに、分解して部品と基板を診断
当店の修理事例の記事から、症状・原因・行った作業を抜き出しました。同じ症状でも、原因は端末ごとに違います。
当店で「約3分おきの再起動」を直した端末は、原因がそれぞれ違いました。コネクタの腐食、配線の断線、二層基板のはがれです。ログの語句は「どの系統が応答していないか」の手がかりで、実際の故障箇所は分解して確かめます。
充電口やボタンのケーブルなど、交換できる部品側のセンサーが原因のこともあります。その場合は部品交換で直り、基板修理よりも費用は抑えられます。
再起動をくり返していても、データは本体に残っています。原因を直して落ちなくなれば、そのまま使えますし、バックアップも取れるようになります。
基板修理が必要な場合の料金は次のとおりです。成功報酬型です。修理不能・データ復旧不可の場合は修理代金をいただかず、作業料 3,300円のみです。
| iPhone 15/iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Max/iPhone 16 | 49,500円 |
|---|---|
| iPhone 14/iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Max | 35,200円 |
| iPhone 12/iPhone 12 mini/iPhone 12 Pro/iPhone 12 Pro Max/iPhone 13/iPhone 13 mini/iPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Max/iPhone SE3 | 29,700円 |
| iPhone 6 Plus/iPhone 6s Plus/iPhone 7/iPhone 8/iPhone 8 Plus/iPhone X/iPhone XS/iPhone XR/iPhone 11/iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Max/iPhone SE2 | 21,800円 |
表にない機種もご相談ください。機種ごとの事例は iPhone 基板修理のページ にまとめています。



送り先:〒360-0813 埼玉県熊谷市円光1-3-4 Stock Repair 修理受付 宛(TEL 048-580-5039)。ご来店の場合は 店舗案内 をご覧ください。
参考にした資料:Repair Wiki「iPhone Panic Bitmask (13 and up)」。事例と原因は、当店の修理記録にもとづいています。
当店は Apple 社とは関係のない独立した修理店です。iPhone、iPad、Face ID は Apple Inc. の商標です。